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P9104723来週の金曜日(19日)になれば何処かしらの店頭に実機が並ぶ…とは分かっていても、今朝の発表からその大きさを実際に持った感がどうしても知りたくてモックを作ってみた。
左:iPhone6 Plus 中:iPhone5 右:iPhone6
画像だけとは違って持ってみるとその大きさは一目瞭然♪

率直な感想として、“Plus”の大きさは
「あり得ねー」が第1印象。
見やすさとか考慮したとしても携帯性が損なわれすぎ。
PSPを持ってるようなデカさだ。
ポケットには入らないし入ったとしても専有面積が広すぎる。
言葉は悪いがあの大きさのデバイスを持って「もしもし…」している姿を想像してみるとどうしてもアホにしか見えん。
自分の中では最早、iPhoneという土俵の中には入れられん存在だ。

100歩譲って“iPhone6”
それでも現行のiPhone5より一回りも大きい。
見慣れればこれもありかな…というレベルながら比較するとやはりこの大きさに躊躇してしまう。


今回のiPhone6の開発にあたっては、最初にディスプレイサイズが大きくなるというリークが流れた。
イコール、デバイス自体の大型化だ。
この時点で個人的には先行きに暗雲が立ち込めた。
ジョブズさんが操作性・携帯性…色々試した結果、最初に登場したiPhoneが最適だと判断したサイズを変えようとしているからである。

時代の流れで未来永劫「不変」ということはないけれど、Appleには常にデファクトスタンダードでいて欲しい。
流行ってるから、スマートフォンの流れだからという理由で“他社の真似”はして欲しくない。
単純にディスプレイを大きくするんだったらサムチョンでもソニーでもできる。
Appleにしかできないことがあるはずだし、他社の真似は今までスタンダードを生み出してきた企業のやることではない。
ディスプレイを大きくしてもベゼルレスなど極限まで細くするとか、そういうことを実現して「さすがAppleだ」とユーザーを納得させ賞賛を得てきたのがAppleだったはず。
やはりかつてのジョブズイズムは失われてしまったのだろうか?

しかしながら「Apple Watch」には“らしさ”が見られる。
One more thing…
と言って登場してきたAppleにとって全く新しいデバイスは細部にそのこだわりが見て取れる。
確かに操作性だとかはiPhoneを小さくしてきただけのような感じはあるが、その小ささ故にどうしたもんか?…と考えられた操作方法や見やすさ向上のために独自に考えられたフォントなど、既存の枠に囚われない辺りはAppleそのものだ。
中身のチップもこれまでにない小型化された独自の構造で考えるなど、まさにAppleの理念そのもの。

なのにiPhone6はなんで?
背面のいわゆる“Dライン”と言われるアンテナ部(?)のラインやカメラ部のレンズの出っぱりなど、いずれも不評なデザインも「どうして?」…と思わずにいられない。
巷はホントにこんな製品を待っていたのか?と思うと往年からのAppleファンとしてはどうしても居たたまれない。
・・・勝手にそう思っていただけなのだが(笑)

今日の今日で、その実機に慣れないせいなのだろうか?
時間が経てばその大きさも納得できるもんなのだろうか?
今はまだ落胆の域を出ない・・・