もう一度みてみよう3.11
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被災地の“震災直後”→“1〜2年後”を経て今現在の様子を定点観測しに行くツアーで、20世紀アーカイブ仙台の大学生インターンによる企画だ。
NHK仙台のキャスターさんやカメラマン&アシスタントの方も同行して、カメラ向けられながらインタビューといった “本格的”な空気感だったw
名取の閖上〜荒浜〜蒲生という比較的仙台市中心部にも近い津波の被災沿岸部の観測。
自分でも時間のある時は七ヶ浜や閖上・仙台新港付近は周ってみてはいるのだが、自分的な観測や撮影で行ってない部分など新たな視点で被災地を周ることができたのは有意義だったと思う。
一人で周ってる時は感じなかったことだけど、今回改めて人数で周った方が客観的な考え方や知らなかった知識も得られるので非常にいい経験だった。
しかも、地元に居ながら風化している自分に気づいた。
地元のTV局制作のローカル番組・ニュース、地元新聞記事。
とにかく震災後2年3ヶ月、『震災・復興』という言葉を聞かない日は1日足りともない。
自らこういう企画に参加したり、アーカイブのお手伝いをさせてもらってるにも関わらず、当時の思いや
悔しさ悲しさが薄らいで来ているのが実感された。
思うに「風化はする」と言われているけど、そのことに肩肘張って「オレは絶対忘れない」と常日頃から思ってるより、忘れそうになった、もしくはふと何かを感じた時に“被災地を思ったり感じたりする”方が、これから先長い活動ができるような気がする。
これからまだ何十年と続く復興だもの、地味な活動の方が長続きするのは当然だ。
今日聞いた話の中で、津波被災した直後はどうしても元の場所に戻って来たいと思ってる人がほとんどだったのに、時間が経つにつれ戻って来たい人の率は低くなってるそうな。
ある意味それも“風化”なのだろうか。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」
平穏な日々が続くと、もうこれ以上あんまり面倒なことはしたくない、動きたくない…てのが本音なのだろうか。
そういう、諸々な考えを新たにさせてくれる意味でもこのツアーは成果があったと思う。
それにしてもインターン生たちはよく調べたね。
地元のじーさんばーさんから語られるような話だったり、震災後の生活はどんなことしてるとか、かなりの取材や調査をしたんだろうな…って。
これまで知らなかった話も随分あって、ホント関心だったわ。
今日のツアーでの最大の成果。
くまモンの名刺(爆)
熊本からこのツアーに参加して頂いた方と名刺交換しましたら、なんと“くまモン”の名刺!
留まるところを知らんなぁー♪
むすび丸係長もどんどん県外進出しねーどd(^_^o)
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