ブラキムラ〜古地図で仙台を歩こう1
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「ブラキムラ〜古地図で仙台を歩こう 其の一」
に参加してきた。
仙台市文化財課の木村浩二氏を講師に迎え、仙台市中心部から大橋の西側仙台城三の丸付近まで約2時間掛けての古地図さんぽ。
普段何気なく歩いている現代の街を旧町名・史跡を辿りながら現代に残る“いにしえの仙臺”をひもとく。
長年仙台の歴史を研究してこられた木村先生の話は重く、そしてとんでもなく楽しい。
意外と高低差のある仙台市内だったり道幅が細くなったり太くなったり、はたまたどうして直線道路じゃなく鍵型に交差しているのか…など、ちょっとした痕跡や歴史的な事実から解明されてるその理由を聴くと、まさに藩政時代の仙台へと想像のビジュアルが飛ぶ。
仙台は古い史跡や建物を保存しない傾向にある街…って印象がある。
たしかに保存よりも取り壊しする率は多いのかもしれないけど、それでもいろんな痕跡はまだそこかしこにいっぱい見ることができる。
あからさまに残っている寺社仏閣や史跡もさることながら、一見何の変哲もない石の壁だったり道路の曲がりにしっかり歴史が残っている。
それを考えると“城趾”となってしまったかに見える仙台城こそ歴史の宝庫かもしれない。
見える歴史だけじゃなく、その痕跡から想いを馳せ学び取る歴史こそ本当の醍醐味だったりする。
古地図を頼りに街をぶらつく・・・
いやはやこんなに楽しいもんだとは(笑)

これもまたぜんぜん気が付かなかった話。
大橋の真上から広瀬川を覗きこむと水中に円形の穴が数カ所見ることができる。
実はこの穴・・・
現在の大橋ができる以前、藩政時代に架かっていた大橋の橋脚が建っていた跡なんだそうな。
今の大橋より上流側にズレていたんですな。
宝物を発見した気分だわ♪
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