富岡製糸工場
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明治に入ってからの近代化の象徴とされる日本国内初の本格的な西洋技術を導入した大規模工場。
その「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産へ推薦されたんだそうな。
恥ずかしながら「富岡製糸工場」ってのは今なお残っているとは知らなかった。
ここ数日、度々ニュースで話題になって随分久しぶりにその名を聞いた。
歴史で習って以来のような気がする。
ニュースだから当然それと同時に映像も映るわけで、見れば大層な建物が残っている。
カルチャーショック・・・(^^;)
ホント(残ってるなんて)なんにも知らなかったことにちと情けなさも感じる始末(笑)
日本式の木造の柱と梁。
その間を西洋式のレンガ造。
その上にはこれまた日本式の屋根瓦。
コ字型に組まれたその建物は1辺が120mもある大きな建物だ。
明治のあの当時はそれこそ大変な建物だったに違いない。
こういうのは、太平洋戦争や空襲、あるいは地震の惨禍から逃れてきた運もあるけど、地元の官民一体で保存してきた成果の表れ。
年代が古いだけに、あっちこっち手を加え修理保存するのは金と人と時間も掛かって大変なことだけど、それをやってきた努力は確実に未来へ引き継がれる。
邪魔だからとか保存するのが大変だからだとか、何でもかんでもスクラップしちゃえばいいってもんじゃない。
今回の震災と同じで、語り継ぐことによって子孫が過去を理解し、教訓だったり知恵として活用できるのだから。
それ相応の年代を経てきたものには敬意を払いできるだけ維持していかなくちゃならんと思うな。
世界遺産と言えば、平泉にもしばらくぶりに行ってみないと…(笑)
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