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仙台地図ぶらり開発途中ではあるが「仙台地図さんぽ」のiPhone版をテストさせて頂いてる。
ちょうど100年前(大正元年)発行の仙台市の古地図に現代の地図がピンポイントでリンクしている、いわゆる“地図上タイムマシン”ってとこか。

「今昔散歩」という江戸東京版のアプリがリリースされていてたもんだから、仙台版の開発も心待ちにしていたところだ。


テスト版といえ、マップのリンクは概ね確定している。
古地図上でカーソルして現代地図に切り替えるとほぼピンポイントでヒットする。
写真は青葉区大町“芭蕉の辻”の100年前と現代の様子。

地図の切り替えやピンチ(拡大縮小)・スクロールは小気味いいくらいサクサク動く。
外での使用感もいい。
3G環境でも感覚的にはWi-Fiと変わらない動きをしてくれるのが嬉しいですな。
これまでリリースされていた地図系のアプリは意外と動きがモッサリしているイメージがあったため、これは個人的にかなりの高評価だ。
移動しながらの試用時にGPSの精度が落ちる、もしくはなかなか定まらないのは気になったところか。

実際に使用するシチュエーションは、NAVIのように現代マップを見ながら移動し、ポイント的にここは昔どうなっていたか?…で古地図に切り替える・・・が主な使い方になろう。
ただこのアプリは動きと精度がいいんで、逆に古地図を見ながら今の道を歩く…ってこともできそうだ。
そう考えると100年前のこの地図自体がかなりの精度で描かれているということなんだろう。

今後の開発はどうなるのか見モノだが、古地図上に古い写真や関連資料をリンクする機能があってもいいし、自分なりにその場所をカスタムできるとかインタラクティブな機能があると楽しい♪

いずれこのアプリは仙台市民にとって、かなりなツボアプリになるだろうと思う。
老若男女問わずiPhone持ってるヤツはとりあえず入れとけ!みたいなアプリですなw