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いや〜・・・
我ながらかなりの時間がかかってしまいました〜(^^;)

司馬遼太郎 「竜馬がゆく」(全8巻)

今年の元日から読み始め、実に3ヶ月と16日…。
以前、山岡荘八「徳川家康」(全26巻)を3ヶ月で読み終えたことからすると、やっぱ長かったっす〜(^^;)

幕末モノって、歴史そのものが複雑で登場人物が多く、しかも尊王攘夷やら勤王・佐幕…なんていう
“思想”まで入って来るもんで、非常にとっつきにくい・・・
あろうことか明治に入ると桂小五郎=木戸孝允みたいに名前まで変わってくる始末…。
学校で歴史を習っていても「さっぱりです・・・(××;)」ってのが大方っすよね。
かく申す歴史好きなオラでも最初はそう…(^^;)
自ら「禁じ手」の領域にしてました。
ただ、そん中でも昔から“新選組”は好きでしたから、必然的に関係する事柄は、なんとなく“うろ覚え”で、
判ってましたけどね。

「竜馬がゆく」では、坂本龍馬がもちろん主人公。
史実に基づく話をみごとに司馬作品として描いております。
この作品を読めば幕末〜明治維新の流れはほぼ完璧(^^)
非常に勉強になりました〜♪
ただ…龍馬自身は鳥羽伏見の戦い直前に暗殺されちゃいましたから、厳密に言うと、そこまでしか作品には
書かれておりません…。
その後の話は新選組関連や西郷さんの小説でどうぞ…って感じかな(笑)
これまでのTVや映画なんかで描かれて来た“龍馬像”って、おそらくこの小説が原点になってるんでしょうね。
ですから、頭の中のイメージと小説中の龍馬のイメージがほぼイコールですので、読んでいても判り易いし、
好感も持ち易い!

それにしても、このお方…坂本龍馬
今すぐにでも“現代”に欲しい!
ものすごいカリスマだろうね!
っちゅうか、あの時代に龍馬がいなかったら、その後の日本はあり得んでしょう…ってくらい凄い!
もしかするとイギリスやフランスとか…どっかの植民地になってたよワ(^^;)
「カフェオーレ、シルブプレ!」なんて言ってるかもしれんし・・・(笑)
素直に感謝せんといかんね・・・
その偉業は「非常識を常識に変える男」・・・って感じだわ!


さて、次はなにを読もうか…ってことで・・・既に準備済み。

堺屋太一「鬼と人と」(上・下)

時代は幕末よりぐっと過去へ飛んで“戦国時代”
信長と光秀の話しっす(^^)
この二人が各々の立場から“独白”形式で進められて行きます。
いや〜、面白そう!(^^)v